ドイツよりやっとラジオメーターが入荷しました!

既にご予約されている方には通知させて頂いて届いているころかもしれません。

クロノワールドのラジオメーターはドイツから入れていますが、ラジオメーターはドイツ以外でも生産されています。クロノワールドでも取り扱うに当たって他のメーカーであったり他の生産国の物も見て回りました。

中のフィン(風車の様な部分)はドイツの物は片面を炭化させていてその工程でムラがあったり、何層かに分かれてしまっていたりする場合もあります。ガラスの部分でも気泡があったり完璧ではありません。

中の炭化素材は輸送中等に細かい部分が内部に少し散らばってしまうこともあります。それでも台座の部分をトントンと軽くテーブル等に優しく当ててあげると細かい物は真ん中のくぼみに収まってくれます。

アジア製の物等はフィンの部分が良く言えばもう少し丁寧に、悪く言えば簡素化して作られているものもあります。(これも輸送中に剥がれ落ちますが)ですが総合的に見て私はVOGEL社のものが雰囲気が良いと感じております。

これは不思議なことで時計のベルトにも言える事でヨーロッパ製の細かいところではアジア製の物にはかなわない物でも、全体の雰囲気はアジア製(一部、日本製を含む)の物がどうしても出せないという事は私も常に感じています。

如何に縫製が細かくてもディテールが丁寧でも製品として出来上がってくると???な物は多くある事です。実に不思議なことです。

ラジオメーターはあまり近くに置いてみるものではありません。少し遠くからリラックスしてみると細かいことは気にならなくなります。(笑)

もちろんそれでも、クロノワールドでは全てのラジオメーターを取り出して自然光に当てて品質チェックを行っています。


写真をクリックして頂けると品質チェックの際の動画が見れます。