クロノワールド 中山暉規です。

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

去年位からNATOストラップが日本だけでなく一流時計メーカーでも注目される様になりました。

私がNATOストラップに出会ったのは1990年代後半、あるヴィンテージのミリタリー・ウォッチに付いてきた物でした。
当時はネットでも今程、情報が豊富でなくやっとイギリス製の正規品にたどり着き、今では日本では幸いクロノワールドが
唯一正規品のフェニックス社の輸入元です。

最初は正規品のみを販売しておりましたが6~7年ほど前からレプリカ品が市場にあふれ出しましたのでクロノワールドでも
NATOタイプを販売しています。NATOタイプとしてのメリットはやはり、色のバリエーション、サイズ展開、装着感の
違い、そして価格でしょうか。 今ではアジア製のNATOタイプが市場では主流となっています。クロノワールドとしては
中でも厳選してよりクオリティーの高い物を取り扱っています。

しかしながら時計好きの方には是非『一度は着けていただきたい』時計ベルトはNATO正規G10ストラップです。

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これはイギリスのフェニックス社が作っている物です。フェニックス社はもともと革製のベルトを工場で生産していましたが既に廃業して現在はオーナがセミ・リタイアしながらNATO正規ストラップのみを生産しています。
素材のナイロンも全てイギリス製、そして金具もヨーロッパで調達していますのでタイプ品の数倍の価格になります。
又、一本、一本がハンドメードな為、形が均一で無かったり、作りの粗さはあります。
しかしながら着けてみるとその感触がレプリカとは違う事が直ぐに分かりますし、又、長時間着けた時の感触が違います。
またこの正規品のみがイギリス国防省の各連隊等から今でも発注を受けている正に本物です。

個人的な意見ですが特に存在感のあるヴィンテージの時計に着ける時にはやはりこのNATO正規G10でなくては雰囲気も出ませんし、違和感があります。不思議なものですね。

NATO正規G10のオーナーもいつまでストラップを作り続けられるかわかりません。又、多くの柄の素材が無くなり廃盤(レジメンタル柄)になってきています。

ナイロンベルト好きの方もそうでない方にも時計好きでしたら一度は着けていただきたいと思う次第です。

又、フェニックス社でもイタリアン・シルク製のNATO正規も作っていて。
これは又、別格な装着感です。これは正にこのタイプの物で私が装着したベストといってもおかしくないと思います。
弱点は18mm幅のみな事、昔は3色ありましたが既に素材のストックが無くなっていて現在はグレーのみ。
こちらもあと150本程で素材が尽き廃盤になってしまいます。
海老茶色などは昔、パラシュート連隊専用色で素材の強度もナイロンより丈夫です。

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何か宣伝の様になってしまいましたがNATO正規はクロノワールドの原点ですので私としても思い入れ強いものです。
現代ではあらゆる物において本物を手に入れること難しくなり、物がありすぎて何が本物だか分からなくなってきています。
本物が必ずしもBESTだとは限りませんが一度はお試し頂きたいと思いお伝えさせて頂きます。

http://www.chronoworld.jp/category/54.html